お知らせ
2025.02.08
最近、とても多いのだ。
「仮押さえ、できますか?」
という電話。電話だ。メールではない。
基本的に、懇意にしている方以外は、仮予約も仮押さえも、受けていない。
というのもウチは、2階から屋上までの一棟貸しなので、よくある、誰か知らないひとがウロウロしているような広大なシェアスタジオではない。
例えるならば、一日一客の宿。一日一客の鮨屋。みたいなもので。
なので、仮押さえされて2日前くらいにこちらからどうなってんの? で連絡したら、
「あ、バラシになったんですよぉ。連絡してなかったっすかぁ? すみませんねぇ〜」
すると、その日のこちらの収入は、ゼロ。
もしかして、その日に予約したかった方もかわいそう。
思い出した。
俺は長らく、某雑誌で、飲食店の取材撮影をしていた。
そのなかでもこれはすげえだろ? 美味しすぎるぞ! って中華料理店があった。
ほんとうに、美味しい。何食っても、素晴らしい。
足繁く、日暮里まで通っていたのだがそうこうしているうちに某サイト、たべろぐとかいうので日暮里ではなく東京全体の、中華料理の1位を獲得した。
それからは予約もとれなくなってというか、そもそも予約しなくてもフラっといけた店だったのに。
そして数年後、その店は閉店してしまう。
なにがあったのか?
毎日のように、予約が入る。
しかしそれは「仮押さえ」なのだ。
接待なのかなにか? 俺はサラリーマンやったことないのでわからんが。
代理店かなんかわからんが接待相手の爺に「今日はたべろぐ1位の店、全部予約してあります。和・フレンチ ・イタリアン・鮨・中華ですぅ!」となって、
爺が「あ、鮨にするか」
それで残りの和・フレンチ ・イタリアン・中華は連絡もなしでドタキャンされるのである。
当時は、キャンセル料を請求できる術もなく、いまのように「アホの客から大量キャンセルがあったので、誰か半額でいいから食べにきて〜」なんてツイッターで叫ぶこともできなく、食材の廃棄になる。
そんな苦難を乗り越えて彼らはいま、赤羽の某所で小さいながらも超繁盛店をやっている。
もちろん、遠い先の予約なんぞできないし今日食いたいという俺が連絡しても、
「ああサコさん! ごめんなさい。今日も満席です」
と言われるのだが・・・・。
そんなお話である。以上の経緯を調べたら、その店がわかるとおもう。それは本当に、すばらしい店だ。
そしてウチのスタジオの仮予約。
「あ! ほかのスタジオでやることになって。すみませんねえ。バラシの連絡いれてなかったっすぅ〜」
「なんだか素敵なスタジオみたいなので、またの機会があったら、よろしくですぅ〜」
とな。
二日前になってもなんの連絡なく、こちらから何度も連絡してやっと受けたのがこの回答。
そんな彼に「またの機会」は、無い。
というわけで、仮押さえや仮予約を、受けるのをやめた。
その逆のこともある。
ウチは基本的に、とても優しいスタジオである。
「モデルさんがインフルエンザになりまして」
「演者さんがいまさらコロナになりました」
などと連絡があれば、キャンセル料を無料にしたり、システム上ムリな場合は別日の予約を無料で受けていたりする。
そこんとこ、よろしくであります。
嗚呼。
2024.12.08
こんにちわ。
スタジオトランバネーロです。
今日は「白ホリ」について。
スタジオトランバネーロのHPに、
一棟貸しで、2階が廃墟、3階が自然光が入る白ホリ、あとは屋上とHPにも明記してあります。
しかし残念なことにそもそも「自然光が入る、白ホリ」というのは「無い」「アホか」「ありえん」らしい。
俺も30年からカメラマンやってるので白ホリの定義は知っているのだがこのフロアをなんて表現したらいいのかについて、
「自然光が入る、白ホリ」
が妥当かと書いておいた次第で。
なんか「違うやん!」とか言うてた方、ごめんなさい。わかって書いてます。
ホリゾントスタジオとは「外光を遮断し、床と壁面のつなぎ目が緩やかな曲線でつながっている」スタジオのことを指します。
多くのホリゾントスタジオは、壁面が白で塗られているのですが、これを「白ホリスタジオ」と呼ぶこともあります。
とのこと。
最近では、緩やかな曲線のない、いわゆるウチみたいな角ホリも、白ホリゾントと明記して良いというお達しもあるそうですが「自然光が入る」という時点で、白ホリ言うなということみたいで。
なのでこの、Bフロアをなんて呼んだらいいんだろうと思っている。
「ホワイトルーム」と呼びたい。
または時計じかけのオレンジ部屋と呼びたい。
だけど、時計じかけのオレンジのことを、俺みたいなサブカルなおっさんか、
そうゆうの好きなカルト女子とか以外、誰も知らん。
そもそも、白ホリは外光遮断って、誰が決めたか?
調べたら、ドイツ人のひとが決めたそうだ。
ドイツ人だからか、なんか几帳面な感じする。
だけど外光遮断すると、すべてのライティングは、自分でやらんといけない。
これ、とても、面倒臭い。
白ホリのライティングはアシスタント10年やってカメラマンになりましたいうひとでも、
なんか難しかったり、する。
その面倒臭いことをちゃんとできるひとのための「白ホリ」という定義なのだろう。
そんなことよりこの、自然光プラス白ホリというのを、体験してもらいたい。
自然光の、なにが悪いんですか? という、自然光の素晴らしさ、萌え感。
特別な訓練を受けてきたひとでなくても、パッと撮っただけで、
素敵な写真になるんだ。
例えるならば「スキー場で、出会った、可愛いあのひと」という感じ。
この例えも、だいぶん古い感じがするが。
あれ、なんでそうでもない女子が、一生好きかも! って思うくらいに見えたんだろなぁ・・・・
脱少子化はやっぱり「私をスキーに連れてって」もっかい古風に脱線して終わります。
2024.12.01
こんにちわ!
スタジオトランバネーロです。
当スタジオでご好評いただいているのが、6時間プラン、そして1日使い放題プランなのですが、
それをもっと、有効に使っていただきたくての提案です。
6時間プランは、9時〜15時 16時〜22時と設定しています。
そして1日使い放題プランは、9時〜22時です。
そもそも廃墟、白ホリ、屋上と3シチュエーションを用意している当スタジオですけど、
6時間プランならば撮影の前後、1日使い放題プランならば自由に、外ロケもできるのです。
当スタジオから歩いて数分で、荒川の河川敷に行けます。
春は桜が満開になりますが、東京のいろんな名所にくらべても誰も注目してねえなぁという、
撮影するにはとても良い環境で、桜満開以外の季節にはサイクリングやジョギングしてるひとくらいしかおらん。
という、絶好のロケスポットなのですよ。
そして、
https://www.ktr.mlit.go.jp/arage/arage00097.html
「人数による個人的な撮影(趣味)の場合は、河川管理者への届出などの手続きは必要ありません」
なんと、少人数のロケならば、許可もいらんぞと書いてあります。
いいね! 北区!
というわけで、今回はウチのスタジオを使っていただくのも最強なのですが、
一歩外に出ても、いろいろ撮れますよというお知らせでした。
むう。
2024.11.21
おっさんなので、クリスマスなんぞもはや、鶏もも肉を食って、酒飲んで寝るだけのイベントとなって久しい。
しかし、スタジオくらいはキラキラしてたいので今年も出しました、クリスマス・ツリー!
まあ、メイン撮影には使わなくても、スマホで自撮りしたりして、インスタあげたり、LINEでばら撒いたりしてみてください。
2024.11.08
こんにちわ。スタジオトランバネーロの中のひと、サコです。
ブログ、はじめました。
よろしくお願いします。