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トランバネーロブログ

赤羽

本日は「赤羽」について。

ずいぶんと前だが私は世田谷在住のお洒落カメラマンだった。

そんな私にとって赤羽ってのは噂に聞く「朝からよっぱらいがウロウロしてる危険な町」という、大阪で言うたら新世界みたいな認識でかつ、大阪在住時にはその新世界に長く住んでいたので興味はすごくあったのだが世田谷から赤羽って遠いってのもあり、謎のエリアであった。

それから私は、お洒落カメラマンではなくなって、飲み友達が誘うので月に一度、赤羽で朝から飲む会なんぞを開催しているうちに、紆余曲折があって赤羽にスタジオを開設することになった。

いまでも土日や旗日には昼間っから飲み屋に人々が群がり、おおいに昼酒の幸せを享受してるのだが、ちょっと前までいた急に大声で「オスヂwdsfwdカs;オオオアkfジジェッウェ!」とか叫んで、見えない敵と戦うオッサンがいなくなって、クリーンなよっぱらい天国に、なっている。

まあいまだに、なんだか黒い感じのは残ってるんだが、それはまた語りましょう。

そもそもなんで赤羽の人たちが朝から酔っ払っているのか? ということだが、いろいろと調べてみると今でいう赤羽台というエリア、そう、なんかいい感じのUR住宅が建ってるあたりに、工場がいっぱいあったそうなんだね。そこは3交代制で24時間稼働。朝の6時に仕事が終わる従業員さんもいっぱいいたそうで。てことは仕事終わりに彼らが一杯飲みたいというのに対応して、飲み屋もそうゆう営業時間にシフトするってことになるわけで。

そんな工場が県外に移転したあとでもその、商習慣だけは残ってきたということらしい。

そして残された、味わい深い街並み。

ロケ地としても、秀逸なのだ。1日使い放題プランや6時間プランの方々。

街場のほうでも撮れますよ。

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